「記憶に残る風景」 #地元発見伝

「記憶に残る風景」 #地元発見伝

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奄美生まれの川越育ち。小さい頃の遊び場のひとつが、大河ドラマ春日局の舞台として有名な喜多院。ストリートビューの撮影が、ちょうど花見のタイミングで面白い。

普段は団子屋さんが1〜2件ポツンと開いていて、イベント事になると出店やら何やらで賑やかになる。裏に回ると駄菓子屋とか、ちょっとした谷のような雑木林の空間があって、格好の遊び場だった。懐かしい。

宮部みゆき『ソロモンの偽証』

小学校の低学年くらいの子どもとの会話がどんな感じかといえば、語彙はそれなりに豊富になってきているけど、筋道だった説明をするなんてことは難しくて、顔の擦り傷について質問していたら、いつのまにか妖怪ウォッチの話になっていたりする。でもそれは、思いを言葉にすることに慣れていないというだけで、何かを感じたり、考えることの量が少ないというわけじゃない。そんな意識の仕方は、普段の日常──宿題やったのかだのなんだの──に埋没しているけど、ふと見せる表情を切っ掛けにして、よく思い出す。ああ、まだまだこいつらガキだけど、ちゃんとニンゲンしてるよな。みたいな感じで。

宮部みゆきの『ソロモンの偽証』を読み始めて、まず感じるのもこれだろう。冒頭のエピグラフがすべてを物語っている。

子供って何にも知らない。だけど子供はほんとは何でも知っているんだ、知りすぎるくらい。──フィリップ・K・ディック「まだ人間じゃない」

こどもをなめちゃいけない。こいつら、驚くほどいろいろ考えてるよ。うまく話せなかったり、視線が低かったりするけど、たとえ沈黙しているからって、何も感じてないわけじゃないんだ。そんな感じで宮部ワールド全開のミステリーが展開されたら、お父さんの心は鷲掴みにされっぱなし、明日の新幹線が早かろうがなんだろうが、とにかく一冊読み終えるまではベッドに入れないのも仕方がない。

文庫のほうは全6冊で、最後の5・6巻は10月下旬の発売。あ〜〜待ち遠しい。

スティーヴン・キング『アンダー・ザ・ドーム』

年をとって感受性が高まってるのか何なのか。ポケモンの映画を見てても泣きそうになるし、『The Walking Dead』なんて見るのにえらい気合が必要で、ヤバそうな場面になると一時停止して、カフェオレつくったりトイレいったり、心の準備を整えてから……やっぱり今日はやめておこう。みたいになって、全然先に進まない。

久々に手にとったキングの長編『アンダー・ザ・ドーム』も、そんなある種の気合が必要な小説で、幾度となく中断しながらようやく読み終えた。帯にあった「アクセル踏みっぱなし!」的なアオリ文が切ない。いや、わかるよ。きっと普通はノンストップで貪るように読み進むんでしょう。

最初にページをめくって、まず大量の登場人物インデックスに度肝を抜かれる。そのへんをブラつく酔っぱらいの名前まで書いてある。こんなの覚えられるわけがない! と思うんだけど、実際には各人物の姿形、フルネームまで完璧に把握していたと思う。ものすごい手腕。

ストーリーはまさにキングという感じで、突然<ドーム>によって隔離された小さな町が、わずか1週間のあいだに猛スピードで変貌していくのを目の当たりにする。あまりにもキングっぽすぎて、最後の展開が結構早いうちに予想できるんだけど、きっと作者もそのへんは折込済というか、とにかく大量の人々が様々な人生を交錯させていくキングらしさを堪能できて、満足です。

Spacegrayish update

SpacegrayっぽいLimechatのテーマ、『Spacegrayish』を少しだけアップデート。

  • font-familyに 'Source Code Pro', 'Menlo' を追加
  • サイドバーを濃くするのをやめた(3カラムで微妙だった)

でも、ログのフォントはLucidaGrandeとかのほうが見やすいかな。MenloはオープンソースDejaVu Sansがベースで、Windowsの場合は代わりに入れてみるといいかも。Source Code ProはGoogle Fontsなどから。

Samaris『Brennur Stjarna』

Icelandの誇るGreatなレーベル「One Little Indian Records」より、Samaris『Brennur Stjarna』MVのお知らせが来たので聴いてみた。グレイトといいつつSamarisはまったく知らなかったけど、ダークなリズムにBJÖRKっぽいボーカルが乗っかって、無茶苦茶かっこいい。

アルバム『Silkidrangar』からのシングルカット。

S. Carey『Range of Light』

Bon Iverファミリー、S. Careyのニューアルバム『Range of Light』が出ていたのを今頃知って購入。ファーストの『All We Grow』が2010年だから、久々に新譜が聞けて嬉しい。合間に出たEP『Hoyas』はややデジタル色の強い実験作という雰囲気だったけど、新作はファーストから地続きのナチュラルな感じ。とにかく、ひたすらに美しい。

Soundcloudでも結構聞けます。